日本人以外告白なんてしない

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【要約】
セックスするために「告白→付き合う」フローをこなし、ヤり終わったら数日で別れる男は「誠実」で、デートを重ねて相手のことを知ろうとし、結果相性が合わないなと思って付き合わなかった男は「不誠実」ってなんか変だよね。

※別に欧米人マンセーで付き合う前にセックスすべきだと言っているわけではありません。もっと色々な価値観があると知った上で、なにが良いか自分の頭で判断して欲しいということです。

ここ4年ほど異文化の中で生活して、強く思ったことがある。それは日本人の恋愛観はやっぱり特異だということだ。告白して付き合えば、セックスしていい正直「は?」と思うのだが、一般的にこれが当たり前である。俺はこの感覚が合わない。この「告白」「付き合っている」という免罪符、これがどうにも受け入れられないんだ。

 

日本人の恋愛のフローは、一般的にこんな感じだろう。

出会う→好きになる→(デートする)→告白する→OKを貰う→付き合う→お互いのことを深く知ろうとする / キスする / セックスする / etc…→結婚する

付き合うことが、全ての前提というか、免罪符になっている感じ。あんまりお互いのことを知らなくても、「告白→付き合う」という儀礼を踏めば、なにしてもOK。出会ってから告白までの期間は関係ない。とにかく「付き合っている」という事実が必要。お互いのことを良く知らなくとも、出会って3日だとしても、付き合ってさえいれば、キスしても、セックスしてもOKなわけだ。もちろん、年齢を重ねるに連れて、付き合う前に(もしくは、付き合わずに)セックスをするような大人の方も増えてくるだろうが、日本の基本的な道徳観/倫理観に従えばこんなところだと思う。

●欧米人は相手のことをよく知ってから付き合う

一方で欧米人はどうか。彼らの恋愛の流れはこんな感じだ。(一般化するのもどうかとは思うが、俺の友人の数十人の欧米人は皆こう思っている。俺自身がデートしたり付き合った何人かの欧米人の女の子もそう。果てはトルクメニスタンとかフィリピンの友人たちも同じだった。)

出会う→好きになる→デートする→次第にお互いが付き合っているという認識を持つようになる→結婚

ここでの「デートする」期間は、大体1ヶ月半〜6ヶ月くらいがベーシック。彼らにとっては、お互いのことを深く知らないのに、簡単に付き合うことなんて出来ないのだ。だからデートする。日本には「友人」、「付き合っている」というカテゴリはあっても、デートをしている状態を表すはっきりとした言葉はないから、私たちの目には奇妙にうつるかもしれない。英語ではこの期間を「I’m dating with him/her」などと表現し、相手のことをdating partnerと言う。だから欧米人には、日本人がなぜお互いのことを知る前に簡単に「付き合う」ことを求める、これが彼らの目には奇妙に映る。

 

ちなみに、彼らは2〜3回目のデートではセックスをしていることが多い。それは、セックスもお互いのことを知るための手段の1つだと考えているからだ。「身体の相性が合うか分からないのになぜ付き合えるだろうか?」ここら辺は宗教や文化によって違う人もいるが、多くの人がこういう考え方をしていると思う(ちなみに俺自身はその限りではないけど)。

図:日本人と欧米人の恋愛観の違い:
f:id:Amarettotonic:20140105165752p:plain

●お互いの文化から学んで良いエッセンスを取り入れていく

話を戻そう。俺は自分のことについて書きたかった。

 

俺は告白されても断ることが多い。相手のことをよく知らないのに「とりあえず付き合ってみてお互いのことを知っていけばいいじゃん」という考え方が合わないからだ。

 

半月くらい前、とある女の子に告白された。「さとが好き。付き合って欲しい」。俺はうれしかったけど、まだその子の価値観も感性も良く知らない。

 

俺は「まだお互いのことを良く知らないし、今付き合うかどうかは決められない」と答えた。その女の子は「さとは私のことを好きじゃないんだね」「気になってるんだったら付き合ってくれればいいじゃん」と俺を責めた。そういうことじゃないんだ。恋愛感情があるかどうかだけの問題じゃないんだ、付き合うっていうのはお試しですることじゃない、俺にとっては付き合うっていうのはもっともっと重要なことで、真剣に将来を見据える可能性を含んでいるんだ。

 

欧米人は付き合わずにたくさんの人とセックスをしている。でも、付き合って別れることは少ない。日本人は「今まで付き合った人は8人」などと軽々しく言う。そのくせ、簡単に付き合い、簡単に別れる。勿論、それはどっちが正しいかの問題ではないし、2択ではない「良いとこ取り」の考えもあると思う。

 

俺はもう1年くらい彼女がいない。でも誰とも付き合う気がない訳ではなくて、真剣に愛せる人に出会えた時は、彼女になって欲しいと強く思っている。その関係は価値観の押しつけであって欲しくはないし、お互いがお互いのことを理解しようとして、お互いのことを幸せにしたい、受け入れたいと思える相手であって欲しい。俺だって、本当に良い相手に巡り会えたら、そしてその人が付き合うことで喜んでくれるなら、「付き合う」という免罪符を渡すくらいの擦り合わせはするよ。でも、結局俺ばかり歩み寄って上手くいく訳はない。だから俺のことも理解しようとしてくれる、もしくは理解したいと思ってくれている人がいたら、付き合いたいなと思っている。

 

最近「イギリスの夫婦はなぜ手をつなぐのか」という本を読んだ。全面的に欧米文化がいいとは思っていないけど、やっぱりいいところはいいんだよね。

 

俺は彼女とは人前でも手をつなぎたいし、キスをするのも厭わない。喜んで欲しいから甘い言葉は恥ずかしげもなく言う。それ全て、相手が喜んでくれたら、俺が嬉しいから、つまり俺自身のためにやっているんだけど、日本人の彼女にはあまり嬉しくないみたい。それで、日本人の女の子と付き合った時は、しなくなった。この本読んで「あっ、手をつなぐのいいなぁ」と思って、懐かしいなーと思ったり。

追記:なんか勘違いされているようだけど、俺は完全なる西洋マンセーではないよ。この記事では西洋と日本のおおざっぱな比較をしただけで、俺自身は両者の良いところ、自分に合うところをとっていければいいと思ってる。西洋人は相手のことを良く知っていく過程にセックスも含まれることが多いと書いただけで、それは人それぞれでいいんじゃないかな。俺は西洋人スタイルが基本的にしっくりくるんだけど、セックスをすぐにしてしまうのはあまり好きではなくて、その側面は日本人的価値観の方がしっくりくる。だからこの人だけと上手くいきたいって思うようになるまではあんまりしたくない。楽しみって側面もあっても、やっぱりなんだって好きな人とだからいいと思うんだよね。

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